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塾長からの挨拶

 須原秀和です。妻のきよみと二人だけで小さな学習教室を開いています。畳の上にどっかりと腰を据えて座り、一人用の文机を前に生徒と同じ目線で個人的指導をしているスタイルは、この34年間変わっていません。
私の教室では、
  • 礼儀正しく
  • 勤勉で
  • 親切で
  • 誠実な
  • 足るを知る
人間になりましょう
ということを、生徒諸君と実践しています。
 勉強も大切ですが、勉強が出来た上に同じ人間として相手に接していける人間になるべきだと思っています。 『何のために勉強をするのか?』それは『自らの人格を形成するとともに将来社会に役立つ人間になるためだ』と、生徒諸君には話をしています。
 『教』えることばかりではなく、時には学校の先生の力もお借りし、保護者とともに子どもを『育』てることにも心を傾けています。小さな教室ですが、『塾教育』を担っているのだという気概を忘れないようにしています。
 結果的には中学受験・高校受験・大学受験におきましても『受験塾』に負けない実績を出せているのではないかと考えていますが、私の教室は決して『受験塾』ではありません。表面上は『受験塾』の生徒と同じような勉強をしていても、心の持ちようが違うのです。だから自主的に・積極的に生徒自身が机に向かって勉強をし始めるようになり、意欲的に勉強と向き合うことが出来るのだろうと思います。
 小学4年生から大学受験浪人生までが、小さな教室の中で『自分の勉強』を楽しくやっている姿はほほえましくもあります。高校2年生の9月からは費用をいただかず、彼らのことを『愛すべき居候』と呼んでいます。この子たちが良く勉強をしますので、先輩の背中を見て後輩たちが育ちます。公立・私立の様々な学校や学年を超えて、年上の子が年下の子の面倒を見てくれるような学習環境は、他ではめったにないだろうと自負しています。
 また『学校の授業』を何よりも大切にさせていますので、学校の先生方からの紹介で通塾してくれる生徒も増えました。『学校と塾との垣根を取り除き、学校の先生と塾の先生とが手を携えて教え子の指導に当たることが出来れば、きっと素晴らしい成果が出る』というのは私の持論の一つですが、実際に成果を上げています。更なる学校との連携を深め、これからも妻と二人『町の教育家』を目指して精進したいと思っています。
須原 秀和 きよみ
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